• さきもとあきのぶ

ドーナツの描き方

ドーナツとベーグルを簡単な線画で描くとなると、

とても難しい。

大きい丸の中に小さい丸を描くだけのシンプルさ。

質感で違いを出そうとしてやたらと加筆してしまえば仕上がりは可愛くなくなってしまいます。


例えば僕はこう描きます。



左がドーナツ、右ベーグル。

違いは穴周辺にある線があるかないかです。


学校では特別な技法や影の付け方などは教えてもらえますが、

イラストはもっとコミュニケーションが大切だと思ってます。

このコミュニケーションとは、対象をリサーチすることです。


例にあげたドーナツとベーグルで言うと、

成形方法を理解するだけで描き分けることができます。

ドーナツは生地を伸ばしてから形で穴を開けてから油で揚げますが、

ベーグルは生地を絞って円を描きお湯で一旦茹でます。

この過程を頭に入れておけば、上のイラストの違いも理解出来ると思います。


ベーグルの穴周辺の線は生地を絞った痕跡なんです。

是非、パン屋さんなどで確認して頂きたい!


絵を描く仕事をしていく上でインプットは大切ですが、

それは美術館や図録で表現や技法を研究するのではなく

本を読んだり人と話すことこそ大切だと思います。


どうやったら絵が上達するの?

どうやったらプロになれるの?


そんな質問を受けることもありますが、

僕が努力しているとすればそういことかなと。


技術は誰でも手に入れられますが、

「俺はお前のこういうところも知ってるぞ!

お前はそんな性格してるから、こんなスタイルなんだよな!」

みたいなコミュニケーションができるようになると、イラストはきっともっと楽しいはず!

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